書誌事項

「公共性」論

稲葉振一郎著

NTT出版, 2008.3

タイトル別名

公共性論

公共性論

タイトル読み

コウキョウセイ ロン

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注記

「モダンのクールダウン」 (2006年刊) の続編

季刊誌『Intercommunication』 (NTT出版刊) に連載中の「片隅の啓蒙」の第5回 (第47号) 以降をもとに、大幅な加筆を行ったもの

内容説明・目次

内容説明

21世紀の批判的社会思想のキーワード=「公共性」。しかし、人工環境のもとで動物化する私たちに、「市民社会」「公共圏」は可能なのか。概念史を整理し、法学、経済学、現代思想、認知科学の成果を吸収し、「公共性」を徹底思考する。よりよき世界を構想するすべての人、必読。

目次

  • 1 「公共性」と「市民社会」—概念史の試み
  • 2 公共性の理論(は可能か?)
  • 3 人工環境のエコロジー
  • 4 リベラリズムのアイロニー
  • 5 他律的/ひ弱なリベラリズム?
  • 6 環境管理型権力と全体主義
  • 7 「例外状態」
  • 8 幸福なホモ・サケル
  • 9 「よき全体主義」からの脱出
  • 10 左翼の隘路

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85168984
  • ISBN
    • 9784757141803
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    404p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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