組織ジャーナリズムの敗北
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組織ジャーナリズムの敗北
(NHKと朝日新聞 / 川崎泰資, 柴田鉄治著, 続)
岩波書店, 2008.2
- タイトル読み
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ソシキ ジャーナリズム ノ ハイボク
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内容説明・目次
内容説明
二〇〇五年一月、朝日新聞がNHKの番組の改変に政治家が関与していたという記事を掲載、そこから二大組織の「大喧嘩」に発展した。そこで問われたことは何だったのか。膨大な資料や取材に基づき徹底検証し直す。さらに、朝日・武富士事件、テレビ局の新聞系列化の弊害、新聞販売制度の闇、地上デジタル放送開始への懸念、待ったなしのNHKの経営改革など、組織メディアをめぐる諸問題を取り上げ、その権力監視機能がいかに衰えてしまっているかを追及。志あるジャーナリズム再生の道筋を探る。
目次
- 序章 「NHK VS 朝日」問題の再検討がなぜ必要なのか
- 第1章 政治介入と「番組改変」の真実—二〇〇一年一月、何が起こったのか
- 第2章 腰砕けになった朝日新聞—なぜひるんだのか
- 第3章 他メディアはどう報じたか
- 第4章 ここまで来ていた組織の劣化
- 第5章 迷走する放送改革・進まない新聞改革
- 第6章 政治権力と組織ジャーナリズム
- 終章 メディアは、なぜここまで蝕まれたのか
「BOOKデータベース」 より