平田国学と近世社会
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書誌事項
平田国学と近世社会
ぺりかん社, 2008.2
- タイトル読み
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ヒラタ コクガク ト キンセイ シャカイ
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注記
学位論文「平田国学の宗教社会史的研究」 (國學院大學, 2005年度) にもとづき, 増補や訂正などを加えたもの
参考文献: p[275]-286
平田篤胤研究文献目録: p[287]-312
平田篤胤・気吹舎関係年表: p[313]-348
内容説明・目次
内容説明
江戸後期に活躍した平田篤胤の思想を宗教性に注目して内在的に把握し、さらにその展開を門人組織=気吹舎の実践が幕末社会ではたした役割から捉えかえし、思想史研究・社会史研究・宗教史研究の三つの視点と方法を有機的に結びつけた注目の成果。
目次
- 第1部 平田国学の編成と諸思想(平田篤胤の他界論再考—『霊能真柱』を中心に;国学の天体論と神代—服部中庸・平田篤胤による論とそれにかかわる論争を焦点として;国学における「神典」解釈と死後の世界—『日本書紀』一書の「顕幽」を焦点として;篤胤における“異界的なもの”の成立と展開—「幽冥界」の表象と各国の「古伝」の比較;日本社会における神と先祖—一九世紀の平田国学を一焦点として)
- 第2部 平田国学の宗教社会史(平田篤胤と吉田家—一九世紀の日本社会における平田国学と神職社会;気吹舎と白川家—幕末社会と宗教的復古運動・古川躬行を焦点として;平田国学と読書行為—相馬高玉家宛平田銕胤書簡にみる書籍の出版・流通)
「BOOKデータベース」 より