鉄腕ゲッツ行状記 : ある盗賊騎士の回想録

書誌事項

鉄腕ゲッツ行状記 : ある盗賊騎士の回想録

ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン著 ; 藤川芳朗訳

白水社, 2008.3

タイトル別名

Lebens=Beschreibung Herrn Goetzens von Berlichingen zugenannt mit der eisernen Hand

タイトル読み

テツワン ゲッツ ギョウジョウキ : アル トウゾク キシ ノ カイソウロク

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注記

原タイトル: Lebens=Beschreibung Herrn Goetzens von Berlichingen zugenannt mit der eisernen Hand

ゲッツ年譜: p237-240

内容説明・目次

内容説明

舞台は16世紀前半の神聖ローマ帝国。戦場で失った右手に精巧な鉄製義手を付け、武勇の限りを尽くした男の前代未聞・痛快無比の自叙伝。

目次

  • 第1部 フェーデ(生い立ち、ブルグント遠征、辺境伯の小姓としての日々;スイス戦争、マクシミリアン一世から言葉をかけられる;盗賊騎士ゲッツの誕生、ニュルンベルク戦争での大手柄;厚顔無恥な傭兵を相手に、危険な立ち回りを演じる;追い剥ぎ同然の騎士たちがぶつかり合う、小さな逸話;砲弾で片手を失うは、鉄腕騎士となってますます暴れる;姓名未詳の煽動者を支援した。ゲッツ兄弟の短い逸話;対ケルン市のほか、フェーデがフェーデを呼ぶ日々;対バンベルク・フェーデ、ただし狙いはニュルンベルク;帝国追放刑と破門、さらには戦争で捕虜となる体験;生涯最高額の身代金を得るフェーデ、他の騎士との確執)
  • 第2部 農民戦争(農民軍に無理強いされて、その隊長となったいきさつ;農民戦争の責任を問われ、二年の幽閉生活を送る;釈放に際しての条件、裁判官の横顔とルター派の信仰;シュヴァーヴェン同盟解放で失われた釈明の機会)
  • 第3部 騎士としての武力行動(若いころ、一貴族の争いに加勢し、捕虜となる話;ジッキンゲンを訪れる途中、見知らぬ騎士に襲われる;恩赦で軟禁を解かれ、対トルコ戦争でウィーンにおもむく;すでに高齢ながら、カール五世のフランス遠征に参加する;世のため人のために生きたことを、今一度教訓として語る;神の恩寵を信じつつ、回想に終止符を打つ)

「BOOKデータベース」 より

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