東アジア共生の歴史的基礎 : 日本・中国・南北コリアの対話

書誌事項

東アジア共生の歴史的基礎 : 日本・中国・南北コリアの対話

弁納才一, 鶴園裕編

(金沢大学重点研究)

御茶の水書房, 2008.2

タイトル別名

東アジア共生の歴史的基礎 : 日本中国南北コリアの対話

タイトル読み

ヒガシアジア キョウセイ ノ レキシテキ キソ : ニホン チュウゴク ナンボク コリア ノ タイワ

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

本書は、金沢大学重点研究「東アジア共同体の歴史的基礎と展望:ヨーロッパの経験を踏まえて」(2006年度・2007年度)の共同研究の成果を総括したものである。歴史的事実の検証と現状分析を行った第1部と歴史認識にかかわる問題を扱った第2部から構成され、それぞれの最終章において比較としてヨーロッパについて論じられている。

目次

  • 第1部 過去と現在(中国「共同体」論と「東アジア共同体」;清代光緒年間の東三省練軍整備計画とその背景—1880年代前半における朝鮮問題との関わりを中心に;なぜ食べるものがないのか—汪精衛政権下中国における食糧事情;日韓労働力移動の史的変遷と現代の在日外国人;東アジア経済統合の現状と課題;ヨーロッパ統合の初期局面とイタリアの統合政策)
  • 第2部 相互理解への道のり(東アジアにおける未来志向の歴史認識形成の意義;中韓高句麗歴史論争のゆくえ;「忘れ去られた舞姫」〓(はい)龜子の足跡をたどる—帝国日本と植民地朝鮮の大衆演芸文化「交流」史の一事例;「日本ファシズム」認識の混沌相と克服の方向—東アジア共同体構築のための歴史認識の共有と関連して;朝鮮総督府の古蹟調査事業と朝鮮考古遺物—在日朝鮮文化財返還問題と関連して;二つの顔を持つ国—第二次世界大戦後オーストリアの歴史認識とユダヤ人犠牲者補償問題)

「BOOKデータベース」 より

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