出郷者たちの都市空間 : パーソナル・ネットワークと同郷者集団

書誌事項

出郷者たちの都市空間 : パーソナル・ネットワークと同郷者集団

山口覚著

(関西学院大学研究叢書, 第123編)

ミネルヴァ書房, 2008.3

タイトル別名

戦後日本の都市移住に関する地理学的研究

出郷者たちの都市空間 : パーソナルネットワークと同郷者集団

出郷者たちの都市空間

タイトル読み

シュッキョウシャ タチ ノ トシ クウカン : パーソナル・ネットワーク ト ドウキョウシャ シュウダン

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注記

博士論文「戦後日本の都市移住に関する地理学的研究」 (関西学院大学, 2005年) の第1部をもとにしたもの

参考文献: p285-304

内容説明・目次

内容説明

日本では第二次大戦以後に膨大な数の人々が都市へと定住するようになった。本書は、阪神間をフィールドとした都市のエスノグラフィーによって、そうした出郷者たちがどのようなネットワークを創り出し、同郷者集団といかなる関わりを持つことで都市人として生きてきたのかを明らかにする。

目次

  • 第1部 出郷者のパーソナル・ネットワークと都市空間(都市と出郷者;都市の民族誌;「故郷」をともに想いながら多様化する人々—都市人としての出郷者と同郷者集団)
  • 第2部 出郷者の町に生きる(高度成長期の出郷者と同郷団体—尼崎市の鹿児島県江石会の事例;移住形態の性差と同郷団体—関西内川内麦の芽会の事例;都市における県人会の設立と活動—尼崎高知県人会を中心に;複雑化する「結びあい」—兵庫県における沖縄出身者の生活実践;ひとつの場所/いくつかのシーサー—宝塚市における沖縄出身者と「沖縄」;出郷者と都市政治—県人会政治と政党化現象)
  • 次なる出郷者たちの研究に向けて

「BOOKデータベース」 より

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