縄文の思考
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縄文の思考
(ちくま新書, 713)
筑摩書房, 2008.4
- タイトル読み
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ジョウモン ノ シコウ
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内容説明・目次
内容説明
縄文土器を眺めると、口縁には大仰な突起があり、胴が細く、くびれたりする。なぜ、縄文人は容器としてはきわめて使い勝手の悪いデザインを造り続けたのか?本書では土器、土偶のほか、環状列石や三内丸山の六本柱等の「記念物」から縄文人の世界観をよみとり、そのゆたかな精神世界をあますところなく伝える。丹念な実証研究に基づきつつ、つねに考古学に新しい地平を切り拓いてきた著者による、縄文考古学の集大成。
目次
- 日本列島最古の遺跡
- 縄文革命
- ヤキモノ世界の中の縄文土器
- 煮炊き用土器の効果
- 定住生活
- 人間宣言
- 住居と居住空間
- 居住空間の聖性
- 炉辺の語りから神話へ
- 縄文人と動物
- 交易
- 交易の縄文流儀
- 記念物の造営
- 縄文人の右と左
- 縄文人、山を仰ぎ、山に登る
「BOOKデータベース」 より