夏目漱石「自意識」の罠 : 後期作品の世界
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夏目漱石「自意識」の罠 : 後期作品の世界
(近代文学研究叢刊, 38)
和泉書院, 2008.2
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夏目漱石自意識の罠 : 後期作品の世界
夏目漱石 : 自意識の罠 : 後期作品の世界
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ナツメ ソウセキ ジイシキ ノ ワナ : コウキ サクヒン ノ セカイ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
910.268||N58110056761
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Description and Table of Contents
Description
「三四郎」「それから」「門」「行人」「こゝろ」—自意識が人間をどのように「無縄自縛」へと追い込んでゆくか。その過程を分析した作品論。
Table of Contents
- 「三四郎」における「私」の問題(「私」のいる場所;「私」の形成をめぐって—野々宮との係わりを中心に;「私」の形成をめぐって—広田と与次郎との係わりを中心に;美禰子と三四郎の係わりを中心に(1);美禰子と三四郎の係わりを中心に(2))
- 「それから」における自意識の罠(「倦怠」と「自然」の係わりをめぐって;逃げる代助)
- 「門」における我執の相克(空白の時間をめぐって;参禅の意味をめぐって)
- 「行人」における自意識の矛盾(一郎の矛盾性の苦悩をめぐって)
- 「こゝろ」における自己完結性(「私」の意味をめぐって;「先生」「K」「奥さん」の意味をめぐって;「淋しさ」に関わる語り得るものと暗示し得るもの)
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