日本の美意識
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日本の美意識
(光文社新書, 342)
光文社, 2008.3
- タイトル読み
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ニホン ノ ビイシキ
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注記
参考文献: p229-230
内容説明・目次
内容説明
人間は「生」を得た瞬間から「死」という「滅び」に向かって生きている。そうであるからこそ「生」を尊ぶという考え方が日本の美をつくってきた。日本の美意識の基層をなし、自然に美を見いだした「優美」。演技を七分にとどめ、完全に演じ切らないことを説いた世阿弥の「幽玄」。慢心する秀吉を戒め、侘びることを説いた利休の「侘び」。旅の途中で寂びつくして命つきることを願った芭蕉の「さび」。西欧文化の影響が背景にある「きれい」。そして、二一世紀に世界を席巻する「かわいい」とは—。日本の美の潮流を俯瞰し、心のふるさとに耳をすます。
目次
- 序章 旅と他界
- 第1章 優美
- 第2章 幽玄
- 第3章 侘び・さび
- 第4章 きれい
- 終章 美意識の近代
「BOOKデータベース」 より