二つの独裁の犠牲者 : ヒトラーとスターリンの思うままに迫害された--数百万人の過酷な運命

書誌事項

二つの独裁の犠牲者 : ヒトラーとスターリンの思うままに迫害された--数百万人の過酷な運命

パーヴェル・ポリャーン著 ; 長勢了治訳

原書房, 2008.4

タイトル別名

The victims of the two dictatorships

Жертвы двух диктатур : жизнь, труд, унижения и смерть советских военнопленных и остарбайтеров на чужбине и на родине

二つの独裁の犠牲者 : ヒトラーとスターリンの思うままに迫害された数百万人の過酷な運命

タイトル読み

フタツ ノ ドクサイ ノ ギセイシャ : ヒトラー ト スターリン ノ オモウママニ ハクガイ サレタ スウヒャクマンニン ノ カコクナ ウンメイ

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注記

原著増補版 (Росспен, 2002) の翻訳

解説: 白井久也

参考文献: p927-929

内容説明・目次

内容説明

ソ連市民抑留者「東方労働者」と「軍事捕虜」合せて約870万人もの途方もない悲劇。西側資料と旧ソ連公文書館機密資料を駆使して地理学者・歴史家で詩人の著者が始めて描く…「ナチ」と「ソ連」による二重の残虐と汚辱の実態およびドイツの戦後補償の詳細。

目次

  • 第1部 第三帝国のロシア人—最初と最後(ロシアからの人的資源—戦争の両替用硬貨;囚われの身へ—強制徴募と国外追放;囚われの身で—生と死の状況)
  • 第2部 祖国はお前たち、ならず者どもを待っている!—本国送還および送還忌避(勝利の陰で—本国送還の準備;祖国へ—本国送還の経緯;祖国で、異国で)
  • 第3部 第三圏にて—国外追放と強制労働の補償問題(戦後半世紀—ドイツとナチス犠牲者との物的解決(一九四五〜九五年);世紀の終わりに—強制労働の補償問題と補償基金の急展開(一九九六〜二〇〇〇年))
  • 結びにかえて—冷戦の人質にして二つの民主制の犠牲者たる元補虜と東方労働者の現在

「BOOKデータベース」 より

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