海外における源氏物語
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書誌事項
海外における源氏物語
(講座源氏物語研究, 第11巻)
おうふう, 2008.4
- タイトル別名
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海外における源氏物語
- タイトル読み
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カイガイ ニオケル ゲンジ モノガタリ
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注記
監修: 伊井春樹
内容説明・目次
内容説明
『源氏物語』は欧米でどのように読まれ、どのように研究されているのか。国境を越える世界文学としての『源氏物語』、比較文学の視点による対比論、中国古典との関係、ジャンル論、ジェンダー論、古典化と大衆化の相互関係、テクストと視覚文化、近代日本における「文学」やモダニズムとの関係など、『源氏物語』をめぐる諸問題に鋭く迫る欧米の最先端の研究成果をここに集める。
目次
- 欧米における『源氏物語』研究の諸問題
- 脆弱性の価値—日本宮廷文学の性的強要と恋愛のありかたについて
- 男性のイメージを覆う女性のベール
- 日本文学にみる自然—『源氏物語』を中心に
- 『源氏物語』に登場する絵の役割
- 中世における源氏注釈書と『源氏物語』のカノン化
- 正典化されるパロディー—初期『源氏物語』受容としての『賦光源氏物語詩』について
- 日本文学と世界文学—『源氏物語』と近代日本
「BOOKデータベース」 より