女帝と道鏡 : 天平末葉の政治と文化
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女帝と道鏡 : 天平末葉の政治と文化
(講談社学術文庫, [1876])
講談社, 2008.5
- タイトル読み
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ジョテイ ト ドウキョウ : テンピョウ マツヨウ ノ セイジ ト ブンカ
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注記
原本は1969年中央公論社より刊行
参考文献: p207
略年表: p212-216
内容説明・目次
内容説明
政変の相次ぐ八世紀後半、孤独で病身の称徳天皇は看病禅師の道鏡と出会う。二人は、称徳が仏教へ傾倒するとともに親密さを増し、孤立し、やがて宇佐八幡神託事件を引き起こした。正統の嫡糸が皇位を継ぐことにこだわっていた称徳が、皇統外の道鏡に皇位を譲ろうとしたのは何故なのか。悪名高き僧・道鏡の真の姿と、悩み深き女帝称徳の心中に迫り、空前絶後の関係を暴き出す。
目次
- 序章 女帝の系譜を軸とした前史
- 第1章 看病禅師と女帝
- 第2章 大臣禅師から法王へ
- 第3章 宇佐八幡大神の神託事件
- 第4章 終末の一年
- 終章 光仁・桓武父子王朝への転換
「BOOKデータベース」 より