血価の証言 : 北海道・角田砿における中国人強制労働の実態

Author(s)

Bibliographic Information

血価の証言 : 北海道・角田砿における中国人強制労働の実態

富樫利一著

彩流社, 2008.4

Title Transcription

ケッカ ノ ショウゲン : ホッカイドウ カクタコウ ニオケル チュウゴクジン キョウセイ ロウドウ ノ ジッタイ

Available at  / 25 libraries

Note

主要参考文献: p315-318

Description and Table of Contents

Description

「地獄に行ったとき、角田砿を初めて開削し、基礎固めに懸命だった祖父や父に、故郷・角田砿で生命を落とした多くの人たちに、静かな美しい小高い山に囲まれた小さな谷間で、家族のように生きていた人たちに、事の顛末をつぶさに語らねばならないから…。」と著者は言う。生き残った鳳さんから取材したドキュメント。

Table of Contents

  • 『生死の記録』の存在
  • 中国人強制連行事件とは
  • 閣議決定による強制連行
  • 戦争加害者の日本
  • 強制連行（拉致）の状況
  • 強制労働の実体
  • 地獄の角田砿
  • 非命の人たち
  • 飢えと寒さ
  • 暗雲去る
  • 賃金は支払われていなかった
  • 白骨死体は証言する
  • 持ちまわられた遺骨
  • 司法の場での裁きの経緯
  • 隠されていた「外務省報告書」
  • 「以史為鑑」（歴史をもって鏡とす）

by "BOOK database"

Details

Page Top