「使い勝手」のデザイン学
著者
書誌事項
「使い勝手」のデザイン学
(朝日選書, 844)
朝日新聞出版, 2008.6
- タイトル別名
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使い勝手のデザイン学
Small things considered
- タイトル読み
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ツカイガッテ ノ デザインガク
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注記
参考文献: 巻末p19-27
内容説明・目次
内容説明
電卓とケータイの数字配列なはぜ逆なのか?扉ノブと電灯スイッチの高さはなぜ違う?レジ袋、懐中電灯、椅子、歯ブラシからスーパーの店舗設計、家の増改築まで、身のまわりの材料をとりあげ、その開発の歴史をひもときながら楽しく語るデザイン論。「デザインする」とは、目的に合わせて物事をどう組み合わせていくかの手順(構想・設計・製造・仕上げ)を考えることであり、よいデザインとは「形の美しい」ものをつくることではなく、「見た目」「働き」「使い勝手」という、時には矛盾する要素に、使用目的とその条件の下で最適に折り合いをつけることだとする。
目次
- 見た目、使い勝手、それとも機能?—デザインの本質
- ひとつのグラスから見えてくるもの—デザインに目をこらす
- きれいでおいしい水—デザイン、デザイン、どこもかしこも
- 電灯、ヘッドライト、懐中電灯—明るく照らすデザイン
- 車のカップホルダー進化論—デザインに駆りたてられて
- かぎられた空間にたくさん詰めこむには—箱のなかのデザイン
- 夢のスーパーマーケット—迷路じみたデザイン
- レジ袋の歴史をさかのぼる—紙袋から生まれたデザイン
- もっと手早く、もっと楽しく—家事のデザイン
- ダクトテープと「WD‐40」—庶民のデザイン
- 流し台の水栓とジャガイモの皮むき器—身につまされるデザイン
- 身体になじむ椅子をもとめて—既製のデザイン
- 扉ノブと電灯スイッチの高さ—慣れ親しんだデザイン
- ケータイと電卓のキー配列はなぜ違うのか—数字でデザイン
- レストランもデザインの現場になる—選んでデザイン
- 歯ブラシ立てに入らない歯ブラシ—作意との遭遇
- わが家の増改築—デザイン、壁にぶちあたる
- 階段をめぐる考察—上りゆくデザイン
「BOOKデータベース」 より