現代中国の中央・地方関係 : 広東省における地方分権と省指導者

書誌事項

現代中国の中央・地方関係 : 広東省における地方分権と省指導者

磯部靖著

慶應義塾大学出版会, 2008.6

タイトル別名

現代中国の中央・地方関係における省指導者の役割 : 改革・開放期の広東省を事例として

現代中国の中央地方関係 : 広東省における地方分権と省指導者

タイトル読み

ゲンダイ チュウゴク ノ チュウオウ チホウ カンケイ : カントンショウ ニ オケル チホウ ブンケン ト ショウ シドウシャ

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注記

博士論文「現代中国の中央・地方関係における省指導者の役割 : 改革・開放期の広東省を事例として」 (慶應義塾大学, 2007年) に加筆修正を行なったもの

主要参考文献一覧: p357-368

内容説明・目次

内容説明

改革・開放期以降の広東省における地方分権の実施をめぐる中央・地方関係を事例として、従来の「集権—分権パラダイム」に依拠した研究の問題点を実証的に明らかにするとともに、中央・地方関係を分析するための枠組としての「動員型地方分権」、「二元指導体制の温存」、「地方内の利益の多元性」の有効性を示し、「融合—委任型モデル」の可能性を提起する。

目次

  • 序章 現代中国の中央・地方関係をめぐる諸問題
  • 第1章 現代中国における中央・地方関係の分析枠組
  • 第2章 省指導者の国政における影響力
  • 第3章 省指導者の地方内における統制力
  • 第4章 省指導者と利益誘導
  • 第5章 省指導者と地方主義批判
  • 終章 中央・地方関係研究のパラダイム転換

「BOOKデータベース」 より

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