日蓮「立正安国論」 : 全訳注
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日蓮「立正安国論」 : 全訳注
(講談社学術文庫, [1880])
講談社, 2008.6
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日蓮立正安国論 : 全訳注
立正安国論
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ニチレン リッショウ アンコクロン : ゼンヤクチュウ
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引用・参考文献一覧: p185-187
底本: 「日蓮聖人真蹟集成」第二巻(法藏館)所収の中山聖教殿蔵真筆本
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あいつぐ異常気象・疫病・飢饉・大地震、そして承久の乱。荒廃する国土をもたらしたのは、正法が廃れ、邪法=専修念仏がはびこる仏教界の混迷である。日蓮は、社会の安穏実現をめざし、具体的な改善策を「勘文」として鎌倉幕府に提出したのが『立正安国論』である。国家主義と結びついてきた問題の書を虚心坦懐に読み、「先ず国家を祈って須らく仏法を立つべし」の真意を探る。
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