サブプライム問題の正しい考え方
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サブプライム問題の正しい考え方
(中公新書, 1941)
中央公論新社, 2008.5
再版
- タイトル読み
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サブプライム モンダイ ノ タダシイ カンガエカタ
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注記
参考文献: p218-222
内容説明・目次
内容説明
世界金融を不安定化させているサブプライム問題。銀行、証券会社などが巨額の損失を計上し、動揺が広がっている。アメリカ経済の減速が明らかになるなか、円高や、原油・原材料の高騰が追い打ちをかけ、日本の経済にも不気味な影が落ち始めた。アメリカの住宅ローンの仕組みに遡って、この問題の根源を洗い出し、影響を拡散させたと言われる「証券化」に関しては、明快な分析を試みた。日本は何を教訓として汲むべきか。
目次
- 第1章 サブプライム問題とその余波(アメリカ実体経済への影響;日本への飛び火;跳梁する投機資金;銀行経営への影響)
- 第2章 焦げ付いたサブプライムローン(アメリカの住宅金融;サブプライムローンの仕組みと拡大の原因;逆転し始めた歯車)
- 第3章 国際金融市場への波及(金融機関の損失・破綻の初期症状;証券化と格付けの問題;ヨーロッパへの飛び火と短期金融市場の混乱;アメリカ政策当局の対応と景気の減速)
- 第4章 日本の住宅金融システムへの示唆(日本の住宅金融の歴史;望ましい住宅金融システムのあり方)
- 第5章 今後の見通しと日本の課題(サブプライムローン不良債権化の今後;アメリカ経済の先行きと日本;日本がしておくべきこと;コンパクト・シティと代替エネルギー)
「BOOKデータベース」 より