意識の脳内表現 : 心理学と哲学からのアプローチ
著者
書誌事項
意識の脳内表現 : 心理学と哲学からのアプローチ
培風館, 2008.6
- タイトル別名
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Consciousness : philosophical, psychological and neural theories
- タイトル読み
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イシキ ノ ノウナイ ヒョウゲン : シンリガク ト テツガク カラノ アプローチ
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注記
監訳: 苧阪直行
読書案内: 巻頭pvi-viiおよび章末
引用文献: p515-566
内容説明・目次
内容説明
本書は、哲学・心理学・脳科学が交差する領域に新しく誕生しつつある「意識科学」の現在の姿を体系的に提示した書である。心の状態と脳の物理的状態がどのようにかかわっているのかについて、神経科学理論や心の表象理論を軸に、理論的・経験主義的・神経科学的な側面をバランスよく論じている。前半は主として志向性とクオリアの問題を扱い、後半では表象がどのように心で組織化されて志向性の源になっていくのかを検討する。
目次
- 第1部 心と脳について考える(哲学的アプローチ;心身問題の歴史;神経科学の哲学)
- 第2部 機能と脳(ホムンクルス機能主義—機能主義の進展1;目的論的機能主義—機能主義の進展2;表象と心的内容の物質的根拠;意識的表象と無意識的表象;脳のダイナミクス、注意そして運動;記憶と知覚;視覚経験は、いつ、どこで生じるのか?;意識の多元的タイプ;結論)
「BOOKデータベース」 より