書誌事項

ヨハネ福音書註解

エックハルト著 ; 中山善樹訳

(エックハルトラテン語著作集, 3)

知泉書館, 2008.7

タイトル別名

Expositio sancti Evangelii secundum Iohannem

タイトル読み

ヨハネ フクインショ チュウカイ

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注記

Meister Eckhart, Die deutschen und lateinischen Werke, herausgegeben im Auftrage der Deutschen Forschungsgemeinschaft, Die lateinischen Werke, Band II, Magistri Echardi Expositio sancti Evangelii secundum Iohannem, herausgegeben und übersetzt von Karl Christ, Bruno Decker, Josef Koch, Heribert Fischer, Loris Sturlese, Albert Zimmermann, Stuttgart 1994 の翻訳

内容説明・目次

内容説明

本書はその完成度と浩瀚さ、さらにその思想と表現の豊かさで、ドイツ語著作を含め全著作中の主著である。エックハルトの聖書註解は、少数の聖句を「哲学者の自然的論証」によって解釈し、字義的意味の背後に隠されている比喩的霊的意味を明らかにすることが課題であり、本書では始原論と受肉論が展開される。

目次

  • 「すべてのものがそれ(言葉)によって生じた」(三節)
  • 「そして三日目に、ガリラヤのカナにおいて婚宴が行われた」。
  • 「パリサイ人のうちにひとりの人がいた」、そして以下において、「この人は夜にイエスのところに来た」等々(一、二節)。
  • 「イエスは知ったときに」、さらに以下において、「この水を飲んだすべての人は再び渇くであろう。しかし私が与える水を飲んだ人は永遠に渇くことはないであろう」(一三節)
  • 「こののちにユダヤ人たちの祭の日があった」。
  • 「このことの後、イエスは湖を越えて〔対岸へ〕行った」等々、さらに以下において、「彼らが約二十五ないし三十スタディウムの距離を漕ぎ出したとき」(一九節)
  • 「この後、イエスはガリラヤを巡っておられた」、さらに以下において、「私の教えは私のものではなく、私を遣わした方のものである」(一六節)
  • 「しかしイエスは山へ行かれた」、さらに以下において、「二人の証言は真実である」(一七節)
  • 「そしてイエスは通りすがりに、ひとりの人を見られた」(一節)
  • 「まことに、まことに、私はあなたがたに言う、門から入らない者は」、さらに以下において、「私は、彼らが生命を持つように、豊かに持つように来た」(一〇節)〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA86404051
  • ISBN
    • 9784862850362
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    lat
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xxii, 595, 71p, 図版 [1] 枚
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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