ヨハネス・ケプラー : 近代宇宙観の夜明け

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書誌事項

ヨハネス・ケプラー : 近代宇宙観の夜明け

アーサー・ケストラー著 ; 小尾信彌, 木村博訳

(ちくま学芸文庫, [ケ1-3])

筑摩書房, 2008.7

タイトル別名

The watershed : a biography of Johannes Kepler

ヨハネスケプラー

タイトル読み

ヨハネス ケプラー : キンダイ ウチュウカン ノ ヨアケ

注記

河出書房新社 1971年8月刊を文庫化したもの

参考文献: p409-411

年譜: p402-405

内容説明・目次

内容説明

1609年、「ケプラーの法則」が近代天文学への扉を押し開いた。それはコペルニクス、チコ、ガリレオ、ニュートンらが登場する一方、魔女狩りや宗教裁判が熾烈な時代でもあった。分水嶺の時代、人は一身にして二世を生きる。占星術で身を処しつつ、観測データへの信頼の下、狂気をはらんだ計算のあげく近代物理学への扉を開けてしまったケプラーもその一人。それがどれほど革命的なのかを理解したのは、ニュートンだった。曲がりくねり、ときに後ずさりさえしながら飛躍成長していく科学の姿を、ラディカルな科学哲学者ケストラーが活写した、定評あるケプラー伝。近代の力学概念形成の物語でもある。

目次

  • 第1章 若き日のケプラー
  • 第2章 『宇宙の神秘』
  • 第3章 つのる苦しみ
  • 第4章 チコ・ブラーエ
  • 第5章 チコとケプラー
  • 第6章 法則の発表
  • 第7章 失意のケプラー
  • 第8章 ケプラーとガリレオ
  • 第9章 混沌と調和
  • 第10章 花嫁を計算する
  • 第11章 晩年
  • 付録

「BOOKデータベース」 より

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