昭和天皇 : 1945-1948
著者
書誌事項
昭和天皇 : 1945-1948
(岩波現代文庫, 社会 ; 169)
岩波書店, 2008.7
- タイトル別名
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昭和天皇 : 一九四五-一九四八
象徴天皇の誕生
昭和天皇1945-1948
- タイトル読み
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ショウワ テンノウ : 1945 1948
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注記
「象徴天皇の誕生」(角川文庫、2002年)を改題、加筆修正し、第十、第十一章を加えたもの
天皇・皇室関係年譜一九四五-一九四八: p361-366
主要参考文献: p367-372
内容説明・目次
内容説明
一九四五(昭和二〇)年八月一五日、「玉音放送」以後に昭和天皇はいかに戦後を歩み始めたか。現人神から象徴天皇への転換点で、天皇は自らの危機をどう乗り切り、主体的に動いたか。戦後天皇制を設計する上でのGHQの意図とは何か。本書は木下道雄『側近日誌』の解読を縦軸にしつつ、膨大な史料に依拠して描き出した歴史ドキュメントの傑作。天皇の地方巡幸を熱狂的に出迎える国民、新憲法制定過程と東京裁判の秘話など、象徴天皇の誕生を理解する上での必読の書である。
目次
- 第1章 「国体ヲ護持シ得テ」
- 第2章 バーンズ回答を遵守せよ
- 第3章 宮中改革の先頭に立つ
- 第4章 大財閥の解体
- 第5章 疎開から帰った皇太子
- 第6章 背広の天皇、街頭へ
- 第7章 残された宮中祭祀
- 第8章 天皇を助けたクエーカー人脈
- 第9章 “潔白の証明”
- 第10章 天皇訴追せず
- 第11章 憲法改正をなぜ急いだか
「BOOKデータベース」 より