日本回帰・再論 : 近代への問い、あるいはナショナルな表象をめぐる闘争

書誌事項

日本回帰・再論 : 近代への問い、あるいはナショナルな表象をめぐる闘争

西川長夫著

人文書院, 2008.7

タイトル別名

日本回帰再論 : 近代への問いあるいはナショナルな表象をめぐる闘争

タイトル読み

ニホン カイキ・サイロン : キンダイ エノ トイ アルイワ ナショナル ナ ヒョウショウ オ メグル トウソウ

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内容説明・目次

内容説明

戦争や植民地支配の血なまぐさい歴史の背後で繰り返されたナショナルな表象をめぐる闘争。「欧化主義と日本回帰」「転向」「近代の超克」等々、時代のイデオロギーの中で自らの思考の基盤を問い続けてきた著者の40年にわたる反省と考察の跡をたどる。

目次

  • 1 欧化と回帰—「日本」という表象をめぐって
  • 2 欧化と日本回帰・再論—「戦争」と「戦後」を改めて考える
  • 3 日本におけるフランス—マチネ・ポエティク論
  • 4 旅の思想—森有正における「日本回帰」について
  • 5 河上肇の『自叙伝』—河上肇における「没落」と「文学」
  • 6 日本回帰とネオナショナリズム—支配のイデオロギー
  • 7 江藤淳における「戦後」と「日本回帰」—無条件降伏論争をめぐって
  • 8 三島由紀夫における日本回帰

「BOOKデータベース」 より

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