幕末維新と佐賀藩 : 日本西洋化の原点

書誌事項

幕末維新と佐賀藩 : 日本西洋化の原点

毛利敏彦著

(中公新書, 1958)

中央公論新社, 2008.7

タイトル読み

バクマツ イシン ト サガハン : ニホン セイヨウカ ノ ゲンテン

注記

参考文献: p219-221

関連年表: p223-226

内容説明・目次

内容説明

明治維新の原動力となった「薩長土肥」の雄藩だが、肥前=佐賀藩の影は薄い。しかし西洋の先進技術を最も蓄積した佐賀藩は、英明な藩主・鍋島閑叟のもと鉄製大砲を製造。幕末期、技術力で幕府や他藩を圧倒し、閑叟は新政府のトップに躍り出る。また開明的な藩士が多数輩出し、江藤新平は教育・司法に「西洋丸写し」とまで称される大胆な制度を導入する。佐賀の乱以降、薩長政権下、活躍が軽視された同藩の真の価値を描く。

目次

  • 序章 長崎御番
  • 第1章 鍋島閑叟の登場
  • 第2章 日本開国
  • 第3章 尊王攘夷と佐賀藩
  • 第4章 江戸幕府瓦解
  • 第5章 明治新政
  • 第6章 国民教育への道
  • 第7章 初代司法卿—人権の父
  • 第8章 暗転—明治六年政変と佐賀戦争
  • 終章 明治維新史を見直す

「BOOKデータベース」 より

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