中国歴史教科書と東アジア歴史対話 : 日中韓3国共通教材づくりの現場から

書誌事項

中国歴史教科書と東アジア歴史対話 : 日中韓3国共通教材づくりの現場から

齋藤一晴著

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2008.7

タイトル別名

中国歴史教科書と東アジア歴史対話 : 日中韓3国共通教材づくりの現場から

タイトル読み

チュウゴク レキシ キョウカショ ト ヒガシアジア レキシ タイワ : ニッチュウカン 3ゴク キョウツウ キョウザイ ズクリ ノ ゲンバ カラ

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注記

参考文献一覧: p319-340

東アジア近現代・関連年表 (1840年-2005年): 巻末p1-3

内容説明・目次

内容説明

「中国や韓国は国定教科書」「反日の記述で埋まった歴史教科書」…日本での議論をよそに、中国でも韓国でも歴史の教科書は、我々の想像をはるかにこえて変貌をとげている。中国の教科書は、90年代に入ると検定教科書が登場。最新の歴史教科書では、抗日戦争の記述は90年代にくらべて大きく減少し、国民党の役割が抜本的に見直される一方、人々の記憶に新しい文化大革命については、教科書による評価のちがいも見られる。日中韓3国共通歴史教材『未来をひらく歴史』作成の一部始終にかかわってきた著者が、体当たりでつかみとった最新の中国・韓国の歴史教科書事情。戦争を知らない各国の若い世代は、長年にわたる各国間の歴史認識の溝をどう乗りこえていくのか。

目次

  • 第1部 『未来をひらく歴史』という歴史対話(『未来をひらく歴史』作成までの道のり;作成過程で何が議論されたのか;『未来をひらく歴史』の刊行と活用;『未来をひらく歴史』の成果と課題 ほか)
  • 第2部 中国の歴史教科書の変遷とその方向性(現代中国の課題と歴史叙述;歴代の歴史教科書における記述内容の変化;多様化する歴史教科書;中国の教科書制度と歴史教科書の多様化 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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