ガバナンスの法理論 : 行政・財政をめぐる古典と現代の接合

書誌事項

ガバナンスの法理論 : 行政・財政をめぐる古典と現代の接合

木村琢麿著

勁草書房, 2008.7

タイトル別名

Théorie juridique de la gouvernance publique

ガバナンスの法理論 : 行政財政をめぐる古典と現代の接合

タイトル読み

ガバナンス ノ ホウリロン : ギョウセイ・ザイセイ オ メグル コテン ト ゲンダイ ノ セツゴウ

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内容説明・目次

内容説明

「経済が法を侵食する」という思考モデルからの脱却。フランス公法学の巨匠、モーリス・オーリウの学説を通じて、行政の民間委託、公私協働、財政規律や財産管理のあり方など、現代的なガバナンスの諸問題を解析する。効率的な行政とはどのように実現されうるものなのか。

目次

  • 序論 現代においてモーリス・オーリウに学ぶ意義—行政法学者としてのオーリウか総合的社会科学者としてのオーリウか(従来のオーリウ像とその問題点;オーリウと渋沢栄一)
  • 第1章 行政における政治性と経済性—現代的ガバナンス論と古典的公法学説の連続性(伝統的な公法学説における政治的要素の重要性;現代行政における経済的要素の重要性 ほか)
  • 第2章 行政における民間委託の可能性—オーリウにおける“公”と“私”(オーリウの公役務論;現代におけるフランス法 ほか)
  • 第3章 租税におけるガバナンス論—権力的な租税行政から協働的な財政管理としての租税行政へ(フランスにおける租税研究の系譜;現代における租税ガバナンス論の展開 ほか)
  • 第4章 オーリウがみたフランスの港湾制度—個別の行政分野における古典と現代(フランスの港湾制度の概要;港湾に関するオーリウの学説 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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