中心から周縁へ : 作品、作家への視覚
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中心から周縁へ : 作品、作家への視覚
梧桐書院, 2008.8
- タイトル別名
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中心から周縁へ : 作品作家への視覚
- タイトル読み
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チュウシン カラ シュウエン エ : サクヒン サッカ エノ シカク
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内容説明・目次
内容説明
中心にばかり文学があるのではない。周縁にこそ文学は息づき、周縁から批評する。二葉亭、漱石に始まり、表棹影、中野重治、森山啓、井上靖らを中心に金沢の文学空間が論じられ、戦後文学の出発が極東のロシアから語られ、さらに遡り、「台湾愛国婦人」や日露戦争従軍記にまで及ぶ。作品、作家、時代への熱い“視覚”。周縁から、東アジアから近代文学を読み直す。
目次
- 二葉亭四迷と落語—落語的なるものの実質
- 『虞美人草』—「型」の美学
- 『三四郎』—遊戯する愛
- 『彼岸過迄』—一つの可能性
- 漱石と金沢—文学の友、心の友
- もう一人の漱石—山水画真贋騒ぎ顛末記
- 表棹影の作品とその意味
- 『性に眼覚める頃』—私・表棹影・お玉
- 鏡花『黒百合』考—立山と洪水
- 奇矯なる金沢人—「いちがいもん」の伝統〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より