中心から周縁へ : 作品、作家への視覚

書誌事項

中心から周縁へ : 作品、作家への視覚

上田正行著

梧桐書院, 2008.8

タイトル別名

中心から周縁へ : 作品作家への視覚

タイトル読み

チュウシン カラ シュウエン エ : サクヒン サッカ エノ シカク

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内容説明・目次

内容説明

中心にばかり文学があるのではない。周縁にこそ文学は息づき、周縁から批評する。二葉亭、漱石に始まり、表棹影、中野重治、森山啓、井上靖らを中心に金沢の文学空間が論じられ、戦後文学の出発が極東のロシアから語られ、さらに遡り、「台湾愛国婦人」や日露戦争従軍記にまで及ぶ。作品、作家、時代への熱い“視覚”。周縁から、東アジアから近代文学を読み直す。

目次

  • 二葉亭四迷と落語—落語的なるものの実質
  • 『虞美人草』—「型」の美学
  • 『三四郎』—遊戯する愛
  • 『彼岸過迄』—一つの可能性
  • 漱石と金沢—文学の友、心の友
  • もう一人の漱石—山水画真贋騒ぎ顛末記
  • 表棹影の作品とその意味
  • 『性に眼覚める頃』—私・表棹影・お玉
  • 鏡花『黒百合』考—立山と洪水
  • 奇矯なる金沢人—「いちがいもん」の伝統〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA86646436
  • ISBN
    • 9784340401239
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    374p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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