場所の運命 : 哲学における隠された歴史
著者
書誌事項
場所の運命 : 哲学における隠された歴史
新曜社, 2008.7
- タイトル別名
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The fate of place : a philosophical history
場所の運命 : 哲学における隠された歴史
- タイトル読み
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バショ ノ ウンメイ : テツガク ニ オケル カクサレタ レキシ
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注記
The fate of place : A philosophical history (University of California press, 1998) の全訳
その他の訳者: 堂囿俊彦, 大崎晴美, 宮川弘美, 井原健一郎
内容説明・目次
内容説明
プラトン、アリストテレスからハイデガー、デリダ、イリガライまで、西欧哲学における場所と空間をめぐる思索をたどり、その隠された歴史を解き明かす—場所の復権への道を探る壮大な物語。
目次
- 1 空虚から器へ(空虚を避ける—原初的な傾向;母胎を支配する—『エヌマ・エリシュ』とプラトンの『ティマイオス』;包含者としての場所—アリストテレス『自然学』)
- 2 場所から空間へ(ヘレニズムおよび新プラトン主義の思想における空間の出現;無限空間の台頭—中世およびルネサンスの思索)
- 3 空間の覇権(絶対的なものとしての近世空間—ガッサンディとニュートン;延長するものとしての近世空間—デカルト;相対的なものとしての近世空間—ロックとライプニッツ;用地=位置と点としての近世空間—位置・一望監視装置・純粋形式)
- 4 場所の再現出(身体を通して—カント、ホワイトヘッド、フッサール、メルロ=ポンティ;場所へと迂回する—ハイデガー;いま場所に顔を与える—バシュラール、フーコー、ドゥルーズ=ガタリ、デリダ、イリガライ)
「BOOKデータベース」 より