ローマ美術研究序説
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書誌事項
ローマ美術研究序説
三元社, 2008.7
- タイトル別名
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Prolegomena to the study of Roman art
- タイトル読み
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ローマ ビジュツ ケンキュウ ジョセツ
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注記
監訳: 辻成史
年表: 巻末pxii-xix
内容説明・目次
内容説明
ローマ美術はながく、ギリシア美術の衰退の一段階と見なされてきた。19世紀、美術史家はローマ美術の独自性を定義するという難題に挑み始め、研究の進展は近代的学習としての美術史学の形成に重なる。著者ブレンデルはリーグル、ヴィックホフに始まる諸説を厳密に検討し、ローマ美術の根本問題に迫っていく。その取り組みは、美術史学の方法と理念自体に我々を対峙させることになるだろう。
目次
- 1 ローマ美術研究序説(ローマ美術の問題点;問題の変遷;ルネサンスの理論;成長と衰退の理論;再評価;オリエントかローマか;国民主義の時代;現在—ローマ美術への二つのアプローチ;これまでの理論の包括的な評価;ローマ美術の二元性;多元論:同時代的なもののなかの不均衡)
- 2 近代からみたローマ美術(ローマ美術の範囲;時代の限定;ローマ美術のカテゴリー;公的美術;ギリシア的要素;絵画;コピーとバリエーション;絵画の内容;アレゴリー—隠されたヴィジョン)
「BOOKデータベース」 より