うつほ物語の表現形成と享受

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うつほ物語の表現形成と享受

江戸英雄著

勉誠出版, 2008.9

Title Transcription

ウツホ モノガタリ ノ ヒョウゲン ケイセイ ト キョウジュ

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Description and Table of Contents

Description

現存最古の長篇物語「うつほ物語」、その多角的読み解きから物語文学史を更新する。第1篇では、物語の根底的概念を証し立てる分析を通して、長篇物語の表現形成の特質を追究。第2篇では、『源氏物語』と本居宣長の関係を基準として、細井貞雄を中心に、近世の享受の様相を見通す。

Table of Contents

  • 1 長篇物語の表現形成(長篇物語を形成する表現—いわゆる「重複」本文の問題から;長篇の序章、俊蔭の物語の誕生—入唐僧の文学との関わりから;秘琴伝授の型と物語の展開力—「俊蔭」巻の主題と方法;求婚譚の論理とあて宮の琴—「藤原の君」巻のあて宮詠「七夕の逢ふ夜の露を」を起点として;歴史的文脈の形成—忠こその出家をめぐって ほか)
  • 2 物語享受の様相(物語学の精神—『うつほ物語』の享受史から;物語注釈における“誤読”—川嶋心貞の『うつほ物語考』をめぐって;『玉琴』の源氏観—細井貞雄と『うつほ物語』)

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Details

  • NCID
    BA87009540
  • ISBN
    • 9784585032052
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    3, 365p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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