文豪たちの大陸横断鉄道
著者
書誌事項
文豪たちの大陸横断鉄道
(新潮新書, 281)
新潮社, 2008.9
- タイトル別名
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文豪たちの大陸横断鉄道
- タイトル読み
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ブンゴウタチ ノ タイリク オウダン テツドウ
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注記
主要参考文献: p220-223
内容説明・目次
内容説明
満州を珍道中した漱石、女一人でシベリアを横断した林芙美子、憧れの都パリを目指した荷風、利一、開戦間際のアメリカ大陸を駆け抜けた野上弥生子…明治以来、海外旅行は日本人にとって憧れだった。特に世界各地で張り巡らされつつあった鉄道は人々の旅愁を誘ったのである。そこには今とは対照的にスローテンポな車窓風景があった—。紀行文をひもとき、もはや忘れてしまった贅沢な時間、近代旅行史を振り返る。
目次
- 第1章 戦前日本の徒花・満州・東亜旅行圏
- 第2章 航路よりも速い欧州への道・欧亜連絡ルート
- 第3章 文人はみな華の都を目指す・フランス紀行篇
- 第4章 鉄道のパイオニア・イギリス紀行篇
- 第5章 海峡をはさんだ二都連絡路の歴史・英仏連絡ルート
- 第6章 河沿いの風光明媚・ドイツ紀行篇
- 第7章 ルネッサンスの発信地・イタリー紀行篇
- 第8章 広大なる横断の試み・アメリカの鉄道篇
「BOOKデータベース」 より