バイオフィリア : 人間と生物の絆
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バイオフィリア : 人間と生物の絆
(ちくま学芸文庫, [ウ8-2])
筑摩書房, 2008.9
- タイトル別名
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Biophilia
- タイトル読み
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バイオフィリア : ニンゲン ト セイブツ ノ キズナ
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注記
平凡社 (1994.6刊) の文庫版
原本: Cambridge, Massachusetts, Harvard University Press, 1984
文献案内: p239-252
内容説明・目次
内容説明
バイオフィリア—それは、生命を志向する人間の内的・身体的傾向。私たちは、生物と生物でないものを見分け、自発的に他の生物に関心をいだく。この傾向は、人間の生得的な本能に根ざしており、自然淘汰と適応の過程に組み込まれたものである、と著者は語る。目新しさや多様性を好み、自然を愛してやまないのもバイオフィリアによるところのものである。少なくとも人間の精神の深部には適応主義的なアプローチの対象となりうる何かが潜んでいるのだ。南米での研究の日々、自然保護に対する倫理的見解、蛇への嫌悪感の出所など、生物の多様性を説いてきた著者が贈る美しい科学エッセイ。
目次
- 1 ベルンハルツドルプ
- 2 超生物
- 3 タイムマシン
- 4 極楽鳥
- 5 詩的な種
- 6 蛇
- 7 適切な場所
- 8 自然保護の倫理
- 9 スリナム
「BOOKデータベース」 より