民衆の「知」と宗教
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書誌事項
民衆の「知」と宗教
(近世の宗教と社会, 3)
吉川弘文館, 2008.9
- タイトル別名
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民衆の知と宗教
- タイトル読み
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ミンシュウ ノ チ ト シュウキョウ
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注記
内容: はじめに(高埜利彦), I: 思想形成と知(「『河内屋可正旧記』の思想的典拠」-「近世民衆の仏教知と信心」), II: 地域のなかの知(「鹿島神宮における垂加神道の受容」-「「場」としての大教宣布運動」), 近世民衆の〈知〉と宗教をめぐって, 近世の宗教と社会研究会の活動記録 -- あとがきにかえて
収録内容
- 『河内屋可正旧記』の思想的典拠 / 宇野田尚哉 [執筆]
- 民俗知とは何か : 宗教者概念の再検討 / 小池淳一 [執筆]
- 神祇不拝の論理と行動 : 近世真宗の宗風をめぐる紛争 / 小林准士 [執筆]
- 近世民衆の仏教知と信心 : 真宗門徒の〈知〉 / 澤博勝 [執筆]
- 鹿島神宮における垂加神道の受容 : 神体勧請をめぐって / 綱川歩美 [執筆]
- 近世後期の地域社会における「神仏分離」騒動 / 引野亨輔 [執筆]
- 近世後期真宗道場における文化受容 : 越中国射水郡葛葉村名苗家蔵書を素材として / 松金直美 [執筆]
- 「場」としての大教宣布運動 / 武知正晃 [執筆]
- 近世民衆の〈知〉と宗教をめぐって / 澤博勝 [執筆]
- 近世の宗教と社会研究会の活動記録 : あとがきにかえて / 澤博勝文責
内容説明・目次
内容説明
専業の思想家や宗教者でもなく、また支配層でもない、一般民衆の「知」と宗教の関わりはいかに考察できるかという、方法論を問う論考八編を収録。巻末に『近世の宗教と社会』の母体となった研究会の活動記録を付載する。
目次
- 1 思想形成と知(『河内屋可正旧記』の思想的典拠;民俗知とは何か—宗教者概念の再検討;神祇不拝の論理と行動—近世真宗の宗風をめぐる紛争;近世民衆の仏教知と信心—真宗門徒の知)
- 2 地域のなかの知(鹿島神宮における垂加神道の受容—神体勧請をめぐって;近世後期の地域社会における「神仏分離」騒動;近世後期真宗道場における文化受容—越中国射水郡葛葉村名苗家蔵書を素材として;「場」としての大教宣布運動)
- 近世民衆の知と宗教をめぐって
- 近世の宗教と社会研究会の活動記録—あとがきにかえて
「BOOKデータベース」 より