孫臏兵法 : もうひとつの『孫子』
著者
書誌事項
孫臏兵法 : もうひとつの『孫子』
(ちくま学芸文庫, [ソ3-1])
筑摩書房, 2008.10
- タイトル別名
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孫臏兵法 : もうひとつの孫子
- タイトル読み
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ソン ピン ヘイホウ : モウ ヒトツ ノ ソンシ
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注記
『孫臏兵法』 (東方書店, 1976年7月刊) を定本とし, 『孫臏兵法』 (釈文・書き下し・注・訳文), 「『史記』「孫子・呉起列伝」の節録 (孫子伝)」, 「二つの『孫子』 : 『孫臏兵法』の翻訳にあたって」を収録したもの
収録内容
- 『史記』「孫子・呉起列伝」の節録 (孫子伝) / [司馬遷著] ; [金谷治編訳]
- 二つの『孫子』 : 『孫臏兵法』の翻訳にあたって / 金谷治
内容説明・目次
内容説明
『史記』や『漢書』にその名が記載されながら、二千年にわたって姿を隠していた幻の兵書『孫〓(ぴん)』。1972年、山東省臨沂県銀雀山の紀元前二世紀ごろの漢墓から出土した竹簡によって、『孫子』には在来の『孫子』(孫武)と『孫〓(ぴん)』の二種類あることが判明。『史記』『漢書』の記述の正しさが立証された。本書はその竹簡の全訳。在来の『孫子』は深い思想性を特色とするが、本書『孫〓(ぴん)』は戦国時代という社会状況を反映して、騎兵戦・攻城戦・陣法など、より具体的・実際的な戦術が展開される。二つの『孫子』を合わせ読むことにより、生死を賭けた人間の知恵と行動の原理が把握できよう。
目次
- 擒〓(ほう)涓
- “見威王”
- 威王問
- 陳忌問塁
- 簒卒
- 月戦
- 八陣
- 地葆
- 勢備
- “兵情”〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より