キムはなぜ裁かれたのか : 朝鮮人BC級戦犯の軌跡
著者
書誌事項
キムはなぜ裁かれたのか : 朝鮮人BC級戦犯の軌跡
(朝日選書, 848)
朝日新聞出版, 2008.10
- タイトル別名
-
キムはなぜ裁かれたのか : 朝鮮人BC級戦犯の軌跡
- タイトル読み
-
キム ワ ナゼ サバカレタ ノカ : チョウセンジン BCキュウ センパン ノ キセキ
大学図書館所蔵 全171件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p361-365
年表: p367-382
内容説明・目次
内容説明
連合国によるBC級戦犯裁判では、朝鮮人148人が有罪となり、23人が死刑になっている。なぜ多くの朝鮮人が戦犯になったのか。戦時中、日本軍は捕虜の扱いを決めたジュネーブ条約を無視し、連合軍捕虜の4人に1人が死亡した。その捕虜監視を朝鮮人に当たらせていた。裁判では、命令に従うしかなかったにせよ、個人の責任が厳しく追及されたのだった。戦後、「日本人」としてスガモプリズンにつながれ、釈放後は「外国人」として補償や援護の対策からはずされ、「対日協力者」として祖国にも帰れなかった朝鮮人戦犯たち。彼らを30年間追ってきた筆者は、裁判記録と本人証言をつきあわせ、現場を歩き、被害と加害が錯綜する歴史の真相を明らかにする。彼らはなぜ、何を、裁かれたのか。植民地支配、捕虜政策、戦争裁判、戦争責任を検証し、彼らの人生をたどりながら、「戦争」と「戦後」を問う。
目次
- 第1章 帰れなかった故郷
- 第2章 強制か志願か
- 第3章 日本軍と捕虜
- 第4章 ジャワ極楽、地獄のハルク
- 第5章 「なぜ戦犯に?」
- 第6章 死刑の恐怖
- 第7章 日本へ、スガモプリズンへ
- 第8章 戦争責任・戦後責任
「BOOKデータベース」 より