宮崎駿の「世界」
著者
書誌事項
宮崎駿の「世界」
(ちくま文庫, [き-25-1])
筑摩書房, 2008.10
増補決定版
- タイトル別名
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宮崎駿の世界
- タイトル読み
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ミヤザキ ハヤオ ノ セカイ
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注記
ちくま新書(2001年8月筑摩書房刊)を底本として、大幅に改訂を行うとともに、新たに書き下ろした第6章および第7章を増補したもの
文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
地下に潜ったかと思ったら、今度はとてつもなく高い場所に上っていく…この世界は横にだけではなく、縦にも広く見渡せるのだ。「本当の表現とはひとつしかない、それを探している」という宮崎駿。その探求の軌跡をてっぺんから根っこまで見つめ直す旅に出る。第24回サントリー学芸賞受賞作を大幅に改稿し、「崖の上のポニョ」までの新作について書き下ろした増補決定版。巻末に養老孟司氏との対談を収録。
目次
- 第1章 スタジオジブリ作品を振り返る(風の谷のナウシカ;天空の城ラピュタ ほか)
- 第2章 少年と泥棒と探偵と—初期作品をたどる(未来少年コナン;ルパン三世カリオストロの城 ほか)
- 第3章 宮崎駿の誕生—漫画映画の伝統から「日常生活の冒険」まで(東映動画で頭角を—『ガリバーの宇宙旅行』;労働現場の連帯から産まれた『太陽の王子ホルスの大冒険』 ほか)
- 第4章 「心を白紙にしてくれる映画」—宮崎駿論(こんなこと、やっていいの?;本人のパワーと切り離せない ほか)
- 第5章 フレームを超えた表現を—『千と千尋の神隠し』(少女の恐怖体験;宮崎版『不思議の国のアリス』 ほか)
- 第6章 すべては動いている—『ハウルの動く城』(三鷹の森ジブリ美術館;アニメで「変わっていく」ということ ほか)
- 第7章 はじまりの方へ—『崖の上のポニョ』(世界は水をたたえている;「生まれてきてよかった。」 ほか)
「BOOKデータベース」 より