詩から小説へ : ワーズワスとロマン派の末裔
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詩から小説へ : ワーズワスとロマン派の末裔
英宝社, 2008.10
- タイトル読み
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シ カラ ショウセツ エ : ワーズワス ト ロマンハ ノ マツエイ
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注記
参考文献: p481-493
内容説明・目次
内容説明
イギリス・ロマン派の詩から19世紀イギリス小説への歩みは、悠久の波の逆巻く岸辺から「時」の色濃く渦巻く内陸部の奥への歩みに他ならない。本書はその足跡を辿った。
目次
- 第1部 ロマン派における「時」と「永遠」(ロマン派の子ども像—ブレイクとワーズワス;ワーズワスによる「永遠」の探求—「時」のもつ問題の解決;『逍遥』におけるワーズワスの時間意識—「平地」と「田舎墓地」 ほか)
- 第2部 ロマン派的自然観の継承と変質(シャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』—ジェーンの心象風景をめぐって;『フィリックス・ホールト』およびその他の「政治」小説再評価;エゴイストをめぐる二人の女—メレディス『エゴイスト』 ほか)
- 第3部 ロマン派的自然観からの逸脱と実存主義的人間観(ヘンリー・ジェイムズ「密林の野獣」—「生きる」ということ;ジェイムズはヴィクトリア朝作家の一人なのか—ジェイムズ的倫理感の特殊性について;ジェイムズの芸術的信念をめぐって—『悲劇の美神』に於けるゲイブリエル・ナッシュ再考 ほか)
「BOOKデータベース」 より