抗いの条件 : 社会運動の文化的アプローチ
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抗いの条件 : 社会運動の文化的アプローチ
人文書院, 2008.11
- タイトル読み
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アラガイ ノ ジョウケン : シャカイ ウンドウ ノ ブンカテキ アプローチ
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注記
博士論文『抗議活動の盛衰に関する実証的研究 -- 構造的・文化的アプローチからの展開』 (北海道大学, 2003年) の一部と、その後の研究成果をまとめたもの
文献: p291-301
内容説明・目次
内容説明
市民による抗議運動は、現在もなお多様な形で生起している。それらの活動はどのような条件のもとで生まれ、誰が担い、いかにして沈静化してゆくのか。国内における複数の運動を丹念に追い、理論的分析により、現場が有する豊かな可能性を描き出す力作。理論と実践が溶け合う、その運動の原点へ…。
目次
- 第1章 問題関心と問題の所在—社会運動の「現在」と本書の問い
- 第2章 社会運動の文化的アプローチ—本書の分析視角
- 第3章 丘珠空港問題—抗議への不満、集合的アイデンティティの形成基盤
- 第4章 西岡公園を巡る環境運動—運動団体の文化的基盤とフレーム分析の再検討
- 第5章 二つの幌延問題—抗議活動の生起と運動文化の比較研究
- 第6章 生活クラブ生協・北海道による運動—社会運動の「停滞」「成果」と連帯のゆくえ
- 第7章 市民風車運動・事業—環境運動のゆくえと地域的公共性の構築に向けて
- 終章 まとめにかえて—「抗い」の条件と意味
「BOOKデータベース」 より