イスラエル人とは何か : ユダヤ人を含み超える真実

書誌事項

イスラエル人とは何か : ユダヤ人を含み超える真実

ドナ・ローゼンタール著 ; 井上廣美訳

徳間書店, 2008.9

タイトル別名

The Israelis : ordinary people in an extraordinary land

イスラエル人とは何か

タイトル読み

イスラエルジン トワ ナニ カ : ユダヤジン オ フクミ コエル シンジツ

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注記

監修: 中丸薫

イスラエル/ユダヤ史関連年表: p630-636

主要参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

世界一過酷な状況を「普通に暮らしてゆく人々」—その逞しき知恵・発想力・メンタリティはどこからくるのか!?超不確実な社会でタフに生き抜く人間力の数々を見事に活写。

目次

  • 第1章 イスラエル人になる—「ユダヤ人国家」に暮らすとはどういうことか(世界の火薬庫—恐怖が日常化された街で人々はどう暮らしているのか;イスラエル流恋愛術—「ユダヤ人離散」の二千年間に育まれたユニークな作法;国民軍—常に国家存亡の危機、戦争状態の中で行き続けている人々;戦争の英雄から企業家の時代へ、世界的デジタル・エリートはこうして生まれている)
  • 第2章 「ユダヤ人国家」を構成する人々—彼らのルーツとその知られざる歴史(アシュケナジム—ヨーロッパからやってきたイスラエルの「WASP」エリート層;イスラム教圏出身のミズラヒムとイベリア半島出身の子孫セファルディム;ロシア系—旧ソ連崩壊後にやってきたイスラエル史上最大の移民の波;エチオピア系—“約束の地”への脱出を果たした黒きユダヤ人)
  • 第3章 多元社会の深層へ—ユダヤ人内部の信仰をめぐる断層(超ユダヤ教徒“ハレディム”が日々実践する厳格な教えと暮らし;正統派ユダヤ教徒—入植地に多く居住、信仰厚く世俗も受け入れるタフな人々;非正統派—現代世界で生きる人々の超正統派、正統派との闘い)
  • 第4章 神の国の様々な宗教と民族—非ユダヤ人の分裂したアイデンティティ(イスラム教徒—ユダヤ教徒と共通の父祖アブラハムをもつ子孫の苦難;誇り高き砂漠の遊牧民ベドウィンが格闘する二一世紀世界への大移動;イスラム教の「異端」ドルーズ派が抱く独自の人生観;キリスト教徒—イエスの地で暮らしているのに落ち着かない人々)
  • 第5章 セックス革命—宗教・民族の古き性慣習からの離脱(イスラエル流の結婚・一夫多妻・不倫・離婚—独特な家族構造と夫婦生活;えっ!ゲイなの!?—イスラエルは世界最先端のゲイ・トレンドの国;聖なる地の裏社会—巨大犯罪組織が牛耳る売春と麻薬の闇産業;憎悪の連鎖を断ち切るために—平和的共存への模索は続く)

「BOOKデータベース」 より

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