中世における女性の視覚化 : 視ること、スペクタクル、そして視覚の構造

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中世における女性の視覚化 : 視ること、スペクタクル、そして視覚の構造

マデリン・H・キャヴィネス著 ; 田中久美子訳

ありな書房, 2008.11

タイトル別名

Visualizing women in the Middle Ages : sight, spectacle, and scopic economy

中世における女性の視覚化 : 視ることスペクタクルそして視覚の構造

タイトル読み

チュウセイ ニ オケル ジョセイ ノ シカクカ : ミル コト スペクタクル ソシテ シカク ノ コウゾウ

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注記

原書 (Philadelphia : University of Pennsylvania Press, c2001) の全訳

参考文献: p328-345

内容説明・目次

内容説明

理論的パースペクティヴと歴史的パースペクティヴを交差させ、フロイト理論を家父長的支配構造として乗り超え、ラカンの“鏡像段階”理論で肉体の断片化を、クリステヴァの“アブジェクト”理論で肉体の非肉体化を、表象に女性の主体的行為性をとりもどすべく、フェミニズム的視座から中世美術を読み解く。

目次

  • プレリュード マリアについての問題—遊離する母性
  • 序章 「男性の眼差し」と視覚の構造
  • 第1章 良い娘は見ない—ロトの妻と娘たち
  • 第2章 サド‐エロティックなスペクタクル、乳房羨望、そして殉教者たちの肉体
  • 第3章 壊れた鏡—断片、聖遺物、奇形

「BOOKデータベース」 より

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