養老孟司の人間科学講義
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書誌事項
養老孟司の人間科学講義
(ちくま学芸文庫, [ヨ-5-4])
筑摩書房, 2008.11
- タイトル別名
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人間科学
- タイトル読み
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ヨウロウ タケシ ノ ニンゲン カガク コウギ
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注記
「人間科学」 (2002年刊) の改題
解説: 内田樹
内容説明・目次
内容説明
「人間科学」とは「ヒトとはなにか」を科学の視点から考えるものだ。現代科学は生命の起源を遡り、進化を論じる。ヒト遺伝子は既にその塩基配列がすべて解読された。それならわれわれは、ヒトについていったい何を「知っている」というのだろうか。もともとヒトは自分(脳)を尺度に世界を計る。では、「人間」を普遍的尺度としてヒトを定義することは可能なのか。ヒトに本来そなわる二つの情報系—「神経系=脳=意識」と「遺伝子系=細胞=無意識」という入射角からヒトという存在を捉えなおす。養老ヒト学のひとつの到達点を示す本格論考。
目次
- 人間科学とはなにか
- ヒトの情報世界
- 世界は二つ
- 差異と同一性
- 生物学と情報
- 都市とはなにか
- 人とはなにか
- シンボルと共通了解
- 自己と排除
- ヒト身体の進化
- 男と女
「BOOKデータベース」 より