書誌事項

昭和の死

笠井潔著

(Key library, . 探偵小説論 / 笠井潔著||タンテイ ショウセツロン ; 3)

東京創元社, 2008.10

タイトル読み

ショウワ ノ シ

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注記

引用文献: p333-341

内容説明・目次

内容説明

世界戦争という経験を通し、変容していった文学。大江健三郎、三島由紀夫、坂口安吾、小林秀雄、大岡昇平、中野重治…。昭和という世界戦争の時代の文学者の作品を切り口に、戦争と文学の密接な関わりを明らかにし、ひいては探偵小説の時代的な意味を解明する。『探偵小説論1』と表裏をなす、比類なき戦後文学論。笠井潔が長年に亙り論じてきているテーマの根幹をなす一冊。

目次

  • 第1章 プロレタリア文学と二〇世紀的なもの
  • 第2章 文学と戦争の絶対的形態
  • 第3章 世界戦争と空虚な主体性
  • 第4章 総力戦体制と主体性の分裂
  • 第5章 「ゆたかな社会」の明るい地獄
  • 第6章 核時代と千年王国の預言者

「BOOKデータベース」 より

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