晩年のトーマス・マン
著者
書誌事項
晩年のトーマス・マン
(トーマス・マン物語 / クラウス・ハープレヒト著 ; 岡田浩平訳, 3)
三元社, 2008.11
- タイトル別名
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Thomas Mann : eine Biographie
晩年のトーマスマン
- タイトル読み
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バンネン ノ トーマス マン
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内容説明・目次
内容説明
本巻では、1945年2月ドイツ敗戦の直前から、1955年8月トーマスが80歳で亡くなるまでの10年間をあつかう。祖国ドイツ訪問へのためらいとようやくの実現。肺癌の手術で一時中断に追い込まれながらも完成にこぎつけた長編『ファウストゥス博士』。アメリカ滞在を諦めてスイスに終の住処を見出すなど、最晩年のトーマス・マンの姿をあつかう。
目次
- 『ドイツとドイツ人』
- ゲルマーニアの終焉—大げさな慶事
- 間違ったトーンばかり
- 聞く耳もたない人びととの対話
- ルサンチマンの応酬
- ゼロ時などなかった
- 病気の影
- 癌
- エキゾチズム
- 祭儀的な犠牲者〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より