日本史への挑戦 : 「関東学」の創造をめざして
著者
書誌事項
日本史への挑戦 : 「関東学」の創造をめざして
(ちくま学芸文庫, [ア-17-3])
筑摩書房, 2008.12
- タイトル別名
-
日本史への挑戦 : 関東学の創造をめざして
- タイトル読み
-
ニホンシ エノ チョウセン : カントウガク ノ ソウゾウ オ メザシテ
大学図書館所蔵 件 / 全91件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
大巧社 (2000.8刊) の文庫版
図版出展一覧: p249-254
内容説明・目次
内容説明
「関東」は、日本史のなかでは鄙の地として、奈良や京都のはるか遠景に置かれてきた。しかし、この地に鎌倉幕府が置かれ、江戸幕府が開かれたのは偶然ではなく、関東に大きな潜在力があったからである—古代考古学と中世史の二人の碩学が、関東という地域社会の独自な発展の歴史を掘り起こし、日本列島全体の中で、また東アジア、アメリカ大陸との交流も視野に入れて、その豊かな個性を明らかにする。地理的な特徴、交通と交易、独自な産業、渡来人の文化、宗教の系譜など、さまざまな視点から関東の歴史を語り、新たな「関東学」の地平を開く、刺激的な対論。
目次
- 1 ひらかれた関東(いま、なぜ「関東学」か;考古学からみた関東;「関東学」の輪郭;多様なる列島社会 ほか)
- 2 関東の歴史力(養蚕と織物;鉄の力;浅草の観音伝説;狩猟と馬 ほか)
「BOOKデータベース」 より