書誌事項

音楽とはなにか : 理論と現場の間から

徳丸吉彦著

岩波書店, 2008.12

タイトル別名

ミャンマーヤンゴンとマンダレーの古典音楽 : 器の音,そして声

音楽とはなにか

タイトル読み

オンガク トワ ナニ カ : リロン ト ゲンバ ノ アイダ カラ

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注記

参考文献: 章末

付属資料のタイトル: ミャンマーヤンゴンとマンダレーの古典音楽 : 器の音,そして声

付属資料の責任表示: Fieldworkers : 山口修, 徳丸吉彦

内容説明・目次

内容説明

「旋律の引用論」の提起から、東洋音楽が持つ「見えない音楽理論」の発見へ。やがてアジアの民族音楽の保存と継承に関わる中から、民族音楽活性化の理論として「フィールドバック」の概念を提起する—音楽の生まれる現場に注目してきた著者が常に考えてきたのは、人間にとって音楽とはなにか、という問いである。理論と現場の間で思考を展開してきたユニークな音楽学者の、生涯をかけた渾身の労作。

目次

  • 最終講義—音の動きの分析から、社会的脈絡における音楽の研究へ
  • 第1部 音楽とはなにか—音の分析から音楽記号学へ(情報理論からみた音楽;三味線音楽における引用;モーツァルトと間テクスト性;音楽記号学とアジア・日本音楽)
  • 第2部 見えない音楽理論—日本音楽にひそむ構造(日本伝統の音とは(平野健次氏と共著);見えない理論—音楽の理論・楽器・身体(蒲生郷昭氏と共著);表象としての日本音楽)
  • 第3部 フィールドから考える—民族音楽学へ(民族音楽学再構築と自分の歴史;比較音楽学から民族音楽学へ;ミャンマー ヤンゴンとマンダレーの古典音楽—器の音、そして声(山口修氏と共著);開発と音楽文化のゆくえ;生きた伝統としての音楽活動の支援;音楽・テクスト・コンテクスト)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA88404074
  • ISBN
    • 9784000223959
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 342, 13p
  • 大きさ
    22cm
  • 付属資料
    録音ディスク(1枚 ; 12cm)
  • 分類
  • 件名
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