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ビゴーが見た明治職業事情

清水勲 [著]

(講談社学術文庫, [1933])

講談社, 2009.1

タイトル読み

ビゴー ガ ミタ メイジ ショクギョウ ジジョウ

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注記

明治期に登場した「近代職業」年表: p265-271

参考文献: p272-273

内容説明・目次

内容説明

激動の明治期、人々はどのような仕事をしていたのか。仏人画家ビゴーは、洋服屋、牛肉屋、鹿鳴館職員といった西洋化により登場した職業など、働く人々の姿を諷刺も交え克明に記録した。国会議員らエリート層の豪奢で珍奇な暮らしぶりとは対照的に、人口の九割を占める下流階級の人々が懸命に働く姿は、明治の格差社会を痛切に感じさせる。百点超の作品を紹介し、背景を解説する。

目次

  • 第1章 特技・能力を持った人々—下流の上層
  • 第2章 職人か凡人かが苦楽の分かれ目—下流の中層
  • 第3章 その日暮らしの貧しい人々
  • 第4章 水商売—働く女性たち(1)
  • 第5章 数少ない正業—働く女性たち(2)
  • 第6章 街を賑わした運び屋たち—運送業者
  • 第7章 猛烈に働かされた公僕たち—下級公務員
  • 第8章 特技を持ったエリートたち—中級公務員
  • 第9章 超エリートたちの実像—上級公務員
  • 第10章 ひとにぎりの超富裕層—中・上流階級

「BOOKデータベース」 より

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