翁と河勝
著者
書誌事項
翁と河勝
(うつぼ舟, 1)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.12
- タイトル読み
-
オキナ ト カワカツ
大学図書館所蔵 件 / 全71件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
引用・参考文献一覧: p232-236
内容説明・目次
内容説明
梅原猛に“もの”が取り憑いた。八十三歳。能の創始者・秦河勝は、流されて、大荒大明神という、怨霊となった。その齢、八十三。梅原猛の初めての能芸論は、秦河勝の悲劇に始まる。「“もの”が憑かねば、“もの”は、書けぬ」—梅原猛自身が怨霊と化して、この「物語」は書かれた。翁、摩多羅神、ディオニソス。中世の神々が降りて来た。その容、滑稽で、恐しく、妖しい。梅原猛の中世—歴史・文学・宗教から読み解く画期的能芸論。
目次
- 第1章 大荒大明神になった秦河勝
- 第2章 広隆寺と牛祭と秦氏
- 第3章 川勝一族の里・田原本
- 第4章 三人翁・奈良豆比古神社
- 第5章 呪術としての翁舞
- 第6章 黒い翁の呪力
- 第7章 ディオニソスの熱狂
- 第8章 摩多羅神と芸能
「BOOKデータベース」 より