ヴェルサイユ条約 : マックス・ウェーバーとドイツの講和

書誌事項

ヴェルサイユ条約 : マックス・ウェーバーとドイツの講和

牧野雅彦著

(中公新書, 1980)

中央公論新社, 2009.1

タイトル読み

ヴェルサイユ ジョウヤク : マックス ウェーバー ト ドイツ ノ コウワ

注記

引用・参照文献目録: p262-267

ヴェルサイユ条約関連年表: p269-277

内容説明・目次

内容説明

第一次世界大戦は、アメリカの参戦とドイツ帝国の崩壊を経て休戦が成立し、パリ講和会議が開かれる。だが、「十四箇条」に基づく「公正な講和」を求めるドイツ、「国際連盟」による世界秩序の再編を目指すアメリカ大統領ウィルソン、そして英仏の連合国首脳の思惑には大きな隔たりがあった。それまでの講和のルールになかった「戦争責任」をドイツに求めるべきなのか。人類初の世界戦争の終結をめぐる息詰まる駆引を描く。

目次

  • 序章 問題の所在
  • 1章 アメリカの参戦とウィルソンの講和構想
  • 2章 ドイツ帝国政府の講和戦略
  • 3章 革命から講和会議へ
  • 4章 講和問題とウェーバー
  • 5章 講和条件案の形成
  • 6章 受諾か拒否か—ヴェルサイユ講和条約の調印
  • 7章 ウェーバーとヴェルサイユ条約

「BOOKデータベース」 より

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