空間と移動の社会史
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書誌事項
空間と移動の社会史
(Minerva西洋史ライブラリー, 81)(京都大学人文科学研究所報告)
ミネルヴァ書房, 2009.2
- タイトル読み
-
クウカン ト イドウ ノ シャカイシ
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注記
内容: はじめに(前川和也, 小山哲), 第I部: 空間を編成する(第一章「初期メソポタミアにおける領域国家の土地政策」-第三章「海峡を越えて」), 第II部: 空間を創る(第四章「マルティン・フォン・パイリスの「十字軍」」-第六章「貿易通信が形成する商業空間」), 第III部: 新空間に住む(第七章「中世地中海における人の移動」-第九章「帝制期ロシアの「御雇外国人」教師」), 第IV部: 空間を動く(第十章「ヤーシの留学」-第十二章「「希望の都市」と領域教会政策」), おわりに(前川和也), 著者紹介
京都大学人文科学研究所共同研究(1998-2001年)「空間と移動の社会史」を基に編集されたもの
収録内容
- 初期メソポタミアにおける領域国家の土地政策 : 空間の拡大 / 前川和也著
- 辺境と朝廷 : 十六世紀中国の北辺問題と中央政界 / 谷井陽子著
- 海峡を越えて : あるアングロ=ノルマン貴族の軌跡 / 中村敦子著
- マルティン・フォン・パイリスの「十字軍」 : 「十字軍」参加者の「十字軍」観 / 櫻井康人著
- マゼランの大航海と世界分割(デマルカシオン) : 「発見」の時代におけるスペイン・ポルトガルの政治地理 / 合田昌史著
- 貿易通信が形成する商業空間 : 鉄道以前におけるイギリスのヨーロッパ・大西洋郵便 / 川分圭子著
- 中世地中海における人の移動 : キプロスとクレタの「ヴェネツィア人」 / 高田京比子著
- 国境なき民衆のライフサイクル : 一六三〇年代のイーストアングリアとオランダ / 川北稔著
- 帝制期ロシアの「御雇外国人」教師 : サンクト・ペテルブルグ科学アカデミーとモスクワ大学 / 橋本伸也著
- ヤーシの留学 : ポーランド貴族が西欧で学んだこと / 小山哲著
- 三十年戦争における「宿営社会」 : 『ある傭兵の手記』を中心に / 渋谷聡著
- 「希望の都市」と領域教会政策 : 再洗礼派とシュトラースブルク市 / 渡邊伸著
内容説明・目次
内容説明
本書は、京都大学人文科学研究所において、1998年から2001年まで3年間実施された共同研究、「空間と移動の社会史」の成果報告集である。「空間」はどのようにして形成され、維持されたのか。人は未知の空間をどのように認識したのか。人やモノは、この空間のなかでどのように移動したのか。空間内での移動のパターンと空間の構造とのあいだにはどのような関係が存在したのか。また、それらの移動のパターンはどのような要因によって、どのように変化したのか。これらの空間の構造や移動の仕組みは、その空間を支配する政治権力や人びとの社会的結合のありかたと、どのように結びついていたのだろうか。さまざまな事例を検証していく。
目次
- 第1部 空間を編成する(初期メソポタミアにおける領域国家の土地政策—空間の拡大;辺境と朝廷—一六世紀中国の北辺問題と中央政界 ほか)
- 第2部 空間を創る(マルティン・フォン・パイリスの「十字軍」—「十字軍」参加者の「十字軍」観;マゼランの大航海と世界分割—「発見」の時代におけるスペイン・ポルトガルの政治地理 ほか)
- 第3部 新空間に住む(中世地中海における人の移動—キプロスとクレタの「ヴェネツィア人」;国境なき民衆のライフサイクル—一六三〇年代のイーストアングリアとオランダ ほか)
- 第4部 空間を動く(ヤーシの留学—ポーランド貴族が西欧で学んだこと;三十年戦争における「宿営社会」—『ある傭兵の手記』を中心に ほか)
「BOOKデータベース」 より