書誌事項

幕末の将軍

久住真也著

(講談社選書メチエ, 433)

講談社, 2009.2

タイトル読み

バクマツ ノ ショウグン

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注記

主要参考文献: p267-269

内容説明・目次

内容説明

江戸城を不在にし「国事」に自ら奔走した慶喜は、歴代の中できわめて特殊な存在であった。では、将軍がそのように変質した契機はどこにあったのだろうか。そもそも、徳川将軍とはいったい何なのか。儀礼や伝統、先例や慣習といった事柄に着目したときに見えるものとは。伝統社会から近代へと転換する時代の中での家慶・家定・家茂らの実像とその苦闘とは。「権威の将軍」から「国事の将軍」への転換というあらたな視角を打ち立てる、画期的な幕末史研究。

目次

  • 序 「権威の将軍」と「国事の将軍」
  • 第1章 徳川将軍の権威と本流
  • 第2章 十二代家慶と内憂外患の時代
  • 第3章 十三代家定と開国日本
  • 第4章 「国事の将軍」誕生—十四代家茂
  • 第5章 果てしなき奔走
  • 第6章 語られない十五代将軍
  • 結語 徳川将軍という逆説

「BOOKデータベース」 より

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