「ことば」という幻影 : 近代日本の言語イデオロギー

書誌事項

「ことば」という幻影 : 近代日本の言語イデオロギー

イ・ヨンスク著

明石書店, 2009.2

タイトル別名

ことばという幻影 : 近代日本の言語イデオロギー

タイトル読み

コトバ ト イウ ゲンエイ : キンダイ ニホン ノ ゲンゴ イデオロギー

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内容説明・目次

内容説明

『「国語」という思想』の続編ともいえる本著では、「植民地異民族」から「方言話者」「ろう者」「外国人労働者」までをも視野に入れつつ、近代日本で言語イデオロギーが果たしてきた役割をさらに深くたどり、来るべき言語的民主主義のすがたを展望する。

目次

  • 言語という装置
  • 文字から文体へ—漢字と言語的近代
  • 「東京語」の表象の成立
  • 柳田国男と「国語」の思想
  • 「狭義の日本人」と「広義の日本人」—山路愛山『日本人民史』をめぐって
  • 「正音」の帝国
  • 国語学・言語学・国学
  • 「国語」ということばの新しさ
  • 「日本語」と「国語」のはざま
  • 「日本語」への絶望
  • 「国語」と言語的公共性
  • 手話言語と言語政策
  • 多言語主義と言語的民主主義

「BOOKデータベース」 より

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